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共通マップ×帝国(三国戦) 説明書

共通マップ×帝国(三国戦) version3.4.0 変更日2021年9月3日

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始めに

・ 箱庭共通マップNは、箱庭2 共通マップ版 v0.2(親方さんがJS版を元に作成したもの)をベースに改良・拡張した箱庭諸島です。
  当資料も親方さんの資料を一部流用しています。前提として箱庭諸島の基本知識が必要です。

・ さらにこの共通マップ×帝国(三国戦)は、箱庭共通マップNにREDが帝国の興亡(3陣営)を追加したものです。

・ 島ごとにマップが異なる箱庭諸島と異なり、1つのマップ上で全ての参加者が領土を広げていきます。
  規定ターン数までに占有率勝利もしくは敵陣営すべてのコアを占領することが目的になります。出来なかった場合はその時点での占有率が多い陣営の勝ちになります

・ ゲームの設定については、ゲーム画面のヘッダにある『設定一覧』を参照して下さい。

・ 新しい国を探すには半径2ヘックス(19ヘックス)の海が必要です。
  参加者を募集していてもマップ上に十分な海がなければ、ゲームに参加できません。

・ デフォルト設定とかなり異なるため、よくヘルプをご確認ください

領土と開発


・ 共通マップは自国領土は赤枠で表示されています。他国領土(味方陣営国含む)は赤枠が付いていません。

荒地 荒地
この箱庭では、毎ターン10%の確率で自動的に平地になります。
整地や地ならしでも平地にすることもできます。
また、自動で平地になったりした場合に、無駄に地ならしをしないように
自国の領土で、平地と1000人未満の村に対して整地・地ならしが実行しても命令が中止されます。

町(村・都市) 荒地
町や農場に隣接した平地を開拓して新しい町を作ります。そこが敵陣営の国・自陣営の国の平地でも、勝手に開拓して自国の領土にします。
周囲の町や農場の数が多いほど、町になりやすくなります。平地が自国の領土の場合は2倍程度町になりやすくなります。
自国以外の部隊がいる平地へは開拓しません。
最大20000人まで増えます。(自動で増えるのは16000人前後まで)

領土拡張

領土を増やすには、中立地域を開発するか、他国の領土を開発する必要があります。
どちらも「自国の領土と隣接している場合」に限って開発することができます。
中立地域ならあらゆる地形を開発することができますが、他国の領土の開発には制限があります。

地球モードの場合、マップの上下、左右が繋がっています。たとえば一番上から一番下へ進出することが可能です。

地形抵抗力

周囲が5マス以上囲まれている場合は、抵抗力が減少し、一番多く接している国へ所属が変化します。
それ以外の場合は、徐々に地形抵抗力が回復します。
周囲が5マス以上というのに中立地帯や海も含みますが、一番多く接している国が
中立地帯や海の場合は、周囲が5マス以上囲まれていても抵抗力減少や所属変化しません。
軍隊説明書に詳しく書かれていますので、そちらを参照して下さい。

開発命令一覧表
命令 隣接他国領土で開発可能 隣接中立領土で開発可能 自国領土で開発可能
整地平地 ※1 荒地(自) 怪獣、山系を除く陸地(自) 怪獣、山系を除く陸地(自)
地ならし平地 ※2 -- ※5 -- ※5 怪獣、山系を除く陸地(自)
埋め立て埋め立て ※3 -- 全ての海系(自) --
掘削浅瀬 ※4 荒地(中)、浅瀬(中)、海(中) 山系(自)、怪獣、山系を除く陸地(中)、浅瀬(中)、海(中) 山系(自)、怪獣、山系を除く陸地(中)、浅瀬(中)、海(中)
農場農場・工場工場・兵站基地兵站基地 ※6 平地(自)、追加建設(自) 平地(自)、追加建設(自) 平地(自)、追加建設(自)、町系(自)
高速農場農場・工場工場・兵站基地兵站基地 --※7 --※7 平地(自)、追加建設(自)、町系(自)
採掘場整備採掘場 ※8 山(自) 山(自)、採掘場(自) 山(自)、採掘場(自)
植林森 ※9 平地(自) 平地(自) 平地(自)、町系(自)
ミサイル基地設置ミサイル基地 平地(自) 平地(自) 平地(自)、町系(自)
防衛施設建設防衛施設 ※10 平地(自) 平地(自) 平地(自)、町系(自)、追加建設(自爆)
防壁(記念碑)建造防壁 ※11 平地(自) 平地(自) 平地(自)、町系(自)

自・・自国になります。
中・・中立になります。
※1・・整地をすると希に埋蔵金を発見します。(100〜500億円)
※2・・地ならしをしても地震確率がUPすることはありません。
※3・・周囲に2HEXの陸地があれば浅瀬の法則が成り立ちます
※4・・海底油田はありませんので海を掘削しても意味がありません。       自国の部隊ごと掘削し、その後の地形がその部隊の兵種が移動できない地形だった場合、自動で撤退(無料)します。
※5・・自国の部隊がいる荒地は、地ならしできます。
※6・・農場は、初期値が1万規模、追加建設+5千規模、最大6万規模
    工場は、初期値が3万規模、追加建設+1万5千規模、最大12万規模
    最大で追加建設すると領土の所属だけ変わります。
※7・・隣接した他国、中立地域を高速農場・高速工場・高速兵站基地で取ることはできません
※8・・採掘場は、初期値が2万規模、追加建設+2万規模、最大24万規模
※9・・森を伐採することはできません。
    森は4000本になると自動伐採&植林(100本)されます。(自動伐採で200億円の収入になります。)
※10・・防衛施設(防衛施設)を追加建設(通常の3倍の値段を消費)すると自爆しますが、1ターンの猶予があります。
    爆心地と周囲1HEXは沈没せず、全荒地になります。
    防衛施設で防衛できるのは、自国所有の上空のみです。
※11・・防壁を追加建設しても、飛び立ちません。(記念碑落しはありません)

※・・ハリボテはありません。
※・・他国の部隊がいるところは一切開発できません。

兵力50(百)以上の敵陣営部隊がいる場合

・町系は、人口が減ります。
・農場・工場・採掘場の生産はストップします。(人口が満たされていても一時的にその部分の収入がなくなる)
・防衛施設は、防衛効果がなくなります。
・食料不足による暴動が発生しません。

兵力50(百)以上の自陣営部隊がいる場合

・部隊がいる場所では火災が発生しません。
・食料不足による暴動が発生しません。
・放棄された国が浅瀬になりません(開発期間中のみ)。

その他

・ 放棄された国は、開発期間中は浅瀬、戦闘期間中は陸地のままになります。

その他の命令

援助系

援助系の命令は1コマンドに数量の制限があります。
資金援助は3000億円、食料援助は60万トン、予備兵援助は10万人、領土割譲は1Hex
(限度値は管理人が設定できるようにしてありますので、設定一覧で確認してください)
また、資金援助と食料援助は自国より多い国へは援助できません。

領土割譲(援助系)

目標国に接する自国領土の座標と目標国を指定して実行すると所属が変わります。無料でターン消費もありません。
実行できるのは1ターンに1つまでです。
目標国と接していない領土は割譲できません。
自国の部隊がいる領土を割譲した場合、部隊を強制離脱します。
離脱した兵隊は、予備兵化します。
数量1を指定すると、撤退ではなく割譲先の部隊になります。
部隊がアイテムを装備していた場合、アイテムも一緒に割譲されます。
割譲した領土は地形抵抗力が5になります。
敵陣営部隊が駐留中はできません。

コアシステム コア

コアシステムについてはアドバイス欄にも書いてあります
・コアがなくなると無条件で無人化
・ミサイルで破壊されない・焦土撤退で消えない・怪獣に踏まれない
全ての兵種において、1ターン以上コアの上に待機すると占領される
・自爆の周囲2HEXは無効、周囲1HEXでは消滅
・部隊の地形効果は3、部隊設置は出来ない、アイテム装備は可能
・領土割譲可能
・複数所持することが可能

コア解体new!

コアを再建する際に、移動元となるコアを指定するコマンドです。
これ自体は何も意味がありません。下記のコア再建とセットで使用しましょう。
このコマンドのみを使用してもコアは無くなりません。
2つ以上指定した場合、後に入れた方の座標が指定され、先に入れた方は無効になります。

コア再建new!

コア解体目標地を入れてるターンのみ使用できるコマンドです。
コアを別な場所へ移動することが出来ます。敵国が乗っている場合は使用できません。
元にあったコアは荒地になります。
価格は所持資金の半分を使用します。ただし最低2000億円は必要です。
1開催期間中、1度のみしか使用できません。
ですので早めに使って安全を確保するか、ギリギリまで待って移動するか、見極めが重要になります。

ミサイル発射

敵陣営にミサイル発射するには戦闘期間中になっている必要があります。

ミサイル基地 ミサイル基地
ミサイル発射には、射程の概念があります。(射程、発射数は設定一覧で確認)
目標が射程範囲のミサイル基地がない場合、命令は中止されます。
経験値が増えLVが1増えるごとに、射程が1増えます。
海・浅瀬・山・採掘場・コアに着弾しても効果がありません。(部隊がいればダメージを与えます)
その他の地形に着弾すると、荒地になります。
防衛施設から周囲2ヘクスに着弾した場合(着弾地と防衛施設の所属が同じ国に限る)空中爆発し防衛されます。
防衛施設は防衛範囲であっても着弾し荒地になります。
町系を破壊したときは、人口規模にあった経験値を取得(人口÷2千)できますが、
農場、工場、ミサイル基地、防衛施設、兵站基地を破壊した場合も経験値を2取得できます。

ミサイル発射 誤差1のミサイルです。

PPミサイル発射 誤差1+中心部着弾確率が2倍のミサイルです。

拡散ミサイル発射 誤差2のミサイルです。

弾道ミサイル発射 誤差1、射程が+5のミサイルです。

対人ミサイル発射

1発固定ですが、誤差0のため目標確実に着弾します。
対人ミサイル発射に限りターン消費がありませんが、対人ミサイル発射と同ターンにミサイル基地系の命令は実行できません。
自国と海などの中立地域、自陣営の国にしか着弾しません。
防衛範囲にも着弾しません。
町系以外の地形には無害。
自・他国の部隊と町系の人口を1発で5000人減少させます。
町系の上に部隊がいれば、両方に効果があります。町系を撃った場合は、経験値を1取得できます。(減少させた数に関係なく固定)
戦争していない国の部隊に撃ち込んだ場合は、5000人ではなく1000人分減少になります。
減った人々は全てミサイル基地を撃った国の負傷兵となります。
5000人以下の町系に着弾した場合は、平地になります。

※ ミサイル発射は、目標の国リストでなく座標でターゲットを指定します。


戦争

戦争行為を行うには、戦闘期間になっている必要があります。
ここでの戦争行為とは、ミサイル発射、部隊による攻撃・侵略です。
(部隊に関する説明は、軍隊有りモードの場合です)

・ミサイル発射、部隊による攻撃・侵略は、戦争中でないと実行できません。
・相手国の平地への建設、荒地への整地等は、戦争中でなくても実行できます。町系農場の平地への自動開拓も行われます。

・補足・・預かりは、以下のものとなります。(交戦国であっても同等の機能になります)
 部隊が攻撃・侵略しない。
 部隊がZOCの対象にならない。


・ハンディキャップ
 総領土1位の陣営の国数を基準とし、自陣営の方が国数が少ない場合にハンデを与える。
 (=1位の陣営は国数に関係なくハンデは適用されない)

 D.1国の場合
  負傷兵の復帰を2.5倍、自国で災害が発生しない(周辺被害は除く)

 C.2国の場合
  D+人口の伸びが誘致活動と同じ、汚職が発生しない

 B.3国の場合
  C以下+労働力が2倍になる。
 (人口が10万人でも、20万人分の収入があるということ、ただし増加分の職場は必要)

 A.4国の場合
  B以下+部隊関係のダメージが2倍になる。
 (対人ミサイルのダメージが100になったりなど)

 S.5国以上の場合
  A以下+2ターン分行動できる。
  (ミサイルを2回発射可能など)

ラグナロクモード

戦争・友好関係に関係なく全ての国が戦争状態になる機能です。
 (ラグナロクモードが有効かどうかは設定一覧を参照)

 ラグナロクが訪れると以下のようになります(ここでは自動で開始されますが、同様に以下の恩恵を受けます)
 ・全ての国が戦争状態になります。
 ・全ての国に食料100万トン無償配布します。(発生ターンのみ)
 ・全ての国の負傷兵が全て予備兵へ帰還します。(発生ターンのみ)

 ※管理人あずかりしていた場合は戦争状態になりません。

災害

・共通マップは「国ごとのマップ」ではないため、災害の対象を「国」ではなく「ヘックス範囲」に変更してあります。
例えば箱庭2なら「○○国で地震」となりますが、共通マップでは「○○国の地震で△△国の町が壊滅」ということもあります。
個々の災害確率は、設定一覧で確認します。また、台風は全く発生しません。

食料不足は国ごとに発生しますが、発生するとその国の町で暴動が起きます。
暴徒と化した住民たちは、町の周囲2ヘックスの農場、工場、ミサイル基地、防衛施設、兵站基地を25%で破壊します。
周囲1ヘックスにある他国の領土も被害を受けます。

汚職
 災害ではありませんが、51ヘクス以上の国は、領土 - 50(億円)の金額が毎ターン汚職により消費されます。防ぐ手立てはありません。

火災は、5100人以上の町系、工場が対象でヘックス単位で発生し荒地に変化させます。
 森や防壁(記念碑)に隣接していると火災は発生しません。他国の森等でも効果があります。
 町系の人口はそのターンの増加分含みます。
 人口10万人未満の国では発生しません。(ターン開始時の人口)
 また人口が20万を超えると1万人ごとに0.1%発生率が高くなります。
 (標準設定の場合、10万未満が0%、10万〜20万が1%、30万だと2%、40万だと3%)

災害怪獣は、災害怪獣の出現条件を人口でなく面積制にしました。(確率は従来と同じく面積です)
一定確率で1ダメージを受けて、そのうちに自然消滅します。(ただしL1の怪獣は1回で消滅)
(怪獣の出現ライン、出現確率、自然ダメージ率は、設定一覧で確認)
残骸資金は、倒した国が得ることができます。

以下は発生しませんので飛ばしてかまいません
地震は国ごとに発生して、その周囲2ヘックスの町系、農場、工場、ミサイル基地、防衛施設、兵站基地が被害を受けます。
(※箱庭2と異なり村、町も被害が出ます)
他の国で発生した地震で自国の町が壊れることがあります。

津波は、海(浅瀬含む)に地震・噴火が発生した場合に50%の確率で発生します。
その周囲2ヘックスの町系、兵站基地、農場、工場、ミサイル基地、防衛施設が被害を受けます。

噴火は中心部に山ができます、周囲には被害ありません。

地盤沈下はありませんが、安全限界の広さを超えると隕石の確率がアップします。(安全限界の広さ等は設定一覧で確認)


管理人預かりについて

ここでは短期開催にしているため、管理人預かりはしておりません。ご了承ください。

この箱庭には、管理人権限で参加者の国を預かりにする機能があります。

預かりとなった国は一切の命令処理ができない代わりに災害も起きません。(他国から怪獣が侵入することはある)
人口や森の本数も増えません。食料は全く消費しませんが、収入もありません。
他国は全部友好国の扱いになります。(戦争中であっても)

基本的には、旅行や出張などで留守にするときに管理人さんにお願いして設定・解除をやってもらう機能です。
実際に対応してくれるかは、参加しているサイトの管理人さんに相談下さい。


その他

収支ログについて
 毎ターン機密ログで表示される収支ログの意味は、以下のようになっています。
 人口は人口の増減数、総兵力は、総兵力の増減数、
 戦果は部隊による戦闘で敵軍に与えたダメージの総数
 損害は部隊による戦闘で敵軍から受けたダメージの総数
 資金は資金の増減数、食料は食料の増減数です。

国力の算出方法について
国力の算出方法は下記の式です。
(人口÷5000+兵力÷10000+総職場÷25000+(資金+その他算出値)÷150+食料換金÷75)×(面積÷3)

※人口と兵力は、1万人が1
※職場は、25万規模が1
※資金は、150億円が1
※食料は、7万5千トンが1

その他算出値は下記の通り
記念碑 30
森 本数×0.03+20 (1マスずつ計算)
防衛施設 120
ミサイル基地 発射可能数×80
海底基地   発射可能数×100



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